結露防止シートを使うメリットとデメリットは?おすすめの使い方をご紹介します

秋後半から冬にかけての寒い季節になると、窓ガラスなどに結露が出来てしまいますよね?

結露は、そのまま放置してしまうと、カビやダニの原因となってしまいます。

そして、カビやダニはシックハウス症候群などの疾患を引き起こす危険性があります。

そのため、結露に対しては十分な対策を取る方が良いですよね。

その結露対策の一つとして、結露防止シートを利用する方法があります。

結露防止シートっていうのがあるのを知ってました?

そこで今回は、結露防止シートを使うメリットとデメリット、そしてそのおすすめの使い方についてご紹介します。

結露防止シートのメリット

1 断熱効果

室温と外気温の差が大きいほど結露は発生しやすくなります。

結露防止シートは、窓ガラスに貼ることで断熱材の役割を果たします。

そのため、外気温が下がることによって、窓ガラスが低温になることを防ぐことができます。

その結果、結露の発生を抑えることができます。

2 吸水効果

結露防止シートを張っていても、外気温の急激な低下により、結露が発生してしまうこともあります。

結露防止シートには、吸水性と速乾性が高いものもあります。

発生してしまった結露を吸水し、素早く蒸発させてしまえば、カビやダニの発生を防ぐことができます。

500ml以上の水分を吸収することのできる結露防止シートも販売されているので、
なかなかシートの状態を確認する時間がないという方は、吸収できる量の多いものを選んで利用してみると良いでしょう。

3 紫外線カット効果

結露防止シートのなかには、紫外線カット効果のあるものもあります。

紫外線は、いろいろな物を劣化させてしまうので、カット出来ると有難いですよね。

4 デザイン性による空間演出効果

結露防止シートのなかには、デザイン性に優れたものもあります。

例えば、ステンドガラス風のものや、すりガラス風のものもあります。

デザイン性の高いものは、インテリアのアクセントととして映えるでしょう。

結露防止シートのデメリット

日光の遮断

厚みのある結露防止シートを窓ガラスに貼ると、室内に届く日差しが弱くなりがちです。

結露防止シートは厚みがあるほど断熱効果は高くなりますが、必要とする断熱効果に応じて、シートを選ぶとよいでしょう。

結露防止シートのおすすめの使い方

それでは、結露防止シートの効果を最大に得るためには、どのような点に留意したらよいのでしょうか。

1 シートを貼る際には

結露防止シートを張る前には、窓ガラスの汚れや水分を、しっかりと拭き取っておきましょう。

また、シートを張る際には、窓ガラスとシートの間にホコリや空気が入らないように注意しましょう。

このようにしてシートと窓ガラスを密着させると、シートが剥がれにくくなります。

2 シートを剥がす際には

結露防止シートを張り替えるときには、窓ガラスにシートの剥がし跡を残さないことが大切です。

シートを剥がしにくい際には、ドライヤーで温めると剥がしやすくなります。

剥がし跡が残ってしまった場合は、台所用洗剤を含ませた布で拭き取ることができます。

また、シートがシールタイプであれば、市販のシール剥がし材を利用するとスムーズに剥がすことができます。

3 シートの選択

結露防止シートの本来の機能は、結露の発生を防止すること、
また、発生してしまった結露を吸水することです。

しかし、紫外線カット効果や目隠し効果など、様々な機能性を備えた商品が販売されています。

また、デザインやサイズ、貼り方も商品によって異なります。
※貼り方・・・水で貼るタイプ、吸着タイプ、シールタイプなど

求める機能性やサイズなどに合わせて商品を選択すると、結露の発生を効果的に防ぐことができるでしょう。

4 適宜のシート交換

結露防止シートには、製品ごとに耐用年数が設定されています。

ですが、汚れが目立っていたり、剝がれやすくなっている場合は、
従来の効果が期待できないため、適宜交換することが必要でしょう。

5 室内の湿度管理

結露防水シートを利用しても、結露を防ぐことが難しい場合もあるかと思います。

その場合は、室内の湿度管理について見直してみましょう。

ガスストーブなどは、電気式の暖房器具とは異なり、燃焼の際に水蒸気を発生させています。

また、お風呂からの水蒸気、調理時に発生する水蒸気なども室内の湿度を上げています。

こまめな換気を行い、除湿器などの利用も併せて行うと効果的でしょう。

まとめ

冬の風物詩ともいえる結露ですが、しっかりと対策をする事で、
その後のトラブル防止に繋がります。

寒い季節は、室内と外気の温度差が大きくて結露は当たり前!と考えるのではなくて、
効果的な結露対策を行い、快適な住環境を守っていきたいものですね。

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