玄米ダイエットの効果と、白米と違って何が良いのかを調べてみました

男性にとっても女性にとっても多くの人にとって体型の維持は大きな課題です。
激しい運動や厳しい食事制限は、誰もができるなら避けたいと思うのは当たり前かと思います。
多くの方が名前だけでも耳にしたことがあるだろうと思われる「玄米ダイエット」
普段食べている白米を玄米に置き換えるだけで良いらしいので、食事を我慢する必要がないので、簡単じゃないか?と思われます。
ただ、今までダイエットで苦戦しまくりだった方には、そんな簡単な方法で痩せられるはずはない!と疑いの目を持つでしょう。
実際に玄米の食事は美味しくないので「つらい」という話もちらほら聞かれます。
そこで今回は、『玄米ダイエットの効果と、白米と違って何が良いのか』を調べてみました。

普段の食事を白米食から玄米食に切り替えるだけのダイエット

普段の食事を見直す事でダイエットが成功するか失敗するかが大きく左右されますが、私たち日本人は主食に白米を摂る人は少なくありません。
ただ、ダイエットをしている時だけは、白米のかわりに玄米を食べているという方もいるようです。
玄米はもみがらのみを取り除いたお米で、ぬかや胚芽の部分が残っており、栄養が白米に比べて豊富に含まれるのが一番のメリットです。
玄米の食物繊維は、白米の食物繊維の4倍に達するとも言われており、健康を考えた場合には良い食べ物だと言えます。
また、便秘対策にも非常に良く、体の余分な脂質やコレステロールを体外に排出する働きもあるので、ダイエット効果も期待できます。
また胚芽の部分には、ビタミンEやビタミンBが多く含まれていて、ビタミンEはホルモンの分泌を促す効果があり、ビタミンBは新陳代謝を促す効果があります。
さらに玄米は白米よりも固いため、咀嚼の回数が自然と多くなります。
そのため、食事に時間がかかるので、普段の白米の食事より少ない量で満腹中枢に信号が届きます。
結果として、普段の食事を玄米食に切り替えることで、食後の血糖値が急に上がることがなくなり、体脂肪の増加が抑えられます。
玄米はぬかや胚芽が残っているため噛みごたえがあり、前にも書きましたが噛む回数が自然に増えることにより満腹感を得られる点もダイエットにつながります。
食べにくさ、独特のにおいがあるので玄米を苦手とする方も多いですが、白米と半々にすると意外と食べやすくなります。
そして、慣れて来てから徐々に玄米の量を増やしていき、最終的には玄米のみにすれば無理なく玄米ダイエットを進められるでしょう。
玄米には大きなメリットがありますので、普段の食事を食物繊維や栄養豊富な玄米に切り替えて、玄米ダイエットを試してみるのはいかがでしょうか?。

玄米を利用したダイエットの効果について

玄米を主食にしたダイエット方法は、ダイエットに関する雑誌やサイトで多く掲載されていますので、一度は目にしたことがあるでしょう。
ダイエットには食事の見直しが重要となる場合が多いので、この玄米ダイエットでは白米ではなく玄米を食べるという方法がとられます。
そこで、どのぐらいダイエット効果があるのか調べてみました。
玄米は確かに白米よりもGI値(血糖値の急に上がる度合いを数値化したもの)が低い食品です。
なので、どちらかを摂取するとなった場合には、やはり白米よりも玄米の方がよりヘルシーで太りにくいと言えるでしょう。
そして、玄米は精米していない米なので、体内に入っても栄養素を吸収しにくいため、太りにくいともいわれています。
さらに、白米のように柔らかくないため、玄米はしっかりと噛んで食べる習慣を身につける事が出来ます。
意識しなくても咀嚼回数が増えるので、必要以上の量を食べなくてもその前に満腹感を感じる事が出来ます。
ダイエットを成功させるためには、少量の食事で満腹中枢を働かせると非常に効果的です。
急いで(早く)食べていると、満腹感を得る前に食べ過ぎ状態になってしまいます。
玄米によって噛む回数が増えると食事の時間が長くなり、結果として食べる量が減るので、ダイエットをするのにとても効果的なポイントになります。
満腹になるまで食事をしていると、必要以上にカロリーを摂取してしまい、余った分は全て脂肪となってしまうのです。
ですから、主食を玄米に変えて食事をすれば、ゆっくり噛んで食べる習慣が自然と身に付き、食べる量も減らすことができるのです。
ただ痩せるだけでなく、健康にも良い玄米食ダイエットは、ぜひ積極的に実践して欲しいと思いますし、多くの方に知って欲しいとも思います。

白米よりも玄米のほうがダイエットによい理由

ここまで述べた内容からもお分かり頂けると思いますが、ダイエットに向いた食事は、白米より玄米だということです。
意外に思われるかもしれませんが、白米と玄米のカロリーはほとんど変わらないのです。
ではなぜ玄米がダイエットに良いと言われているのでしょうか?
白米と比較して、玄米の炊きあがりは硬めになるので、十分に噛まないと食べられない食事になります。
よく噛んで食べることで満腹中枢が刺激されて、満腹感を感じるので食べ過ぎの防止になります。
食感や香りを良くするために、普段は玄米を生成して白米にしていますが、玄米の状態の方が栄養素は多く含まれています。
玄米からぬかや胚芽を除去することで、白米はふっくら柔らかく炊けるようになりますが、栄養という点においては玄米には遠く及ばなくなってしまいます。
玄米に含まれている食物繊維はお通じを良くする効果がありますし、ビタミンB群はエネルギー代謝に役立ちます。
食物繊維には不溶性と水溶性がありますが、玄米には不溶性食物繊維が多く含まれています。
便秘の症状に悩まされている人は、不溶性食物繊維によって柔らかくて大きい便になりやすくなり、体外に出しやすくすることが可能になります。
便秘の症状になるとやせにくいと感じている方も多いと思いますが、ダイエットの成功のためには便秘を解消することも非常に大切です。
玄米以外にも、海草類や、野菜類を摂ることで食物繊維を摂取する事は出来ますが、日常生活で不足気味になりやすい成分でもあります。
玄米を主食とするならば、毎食必ず一定の量を食べることになりますので、食物繊維を確実に摂取したいという人にはお勧めの方法です。

【スポンサードリンク】